右手のしびれ
主訴
右肩〜手のしびれ
評価
①不良姿勢(骨盤の歪み、肩の左右差)
②右肩甲骨の柔軟性低下、筋力低下
③太ももの柔軟性低下(右<左)
④左お尻の筋力低下
アプローチ
①太もものストレッチ
②左お尻の筋力トレーニング
③右肩甲骨のストレッチ
結果
骨盤の歪み、肩の高さ改善
不良姿勢の改善
総括
慢性的な腰痛と肩こりがあり、酷いと右手のしびれが出現するとのこと。
手のしびれの原因の多くは、肩甲骨の柔軟性低下および筋力低下が臨床上、多くみられます。
姿勢とくに肩甲骨の位置が重要であり、肩甲骨は背骨(胸椎)と連結するため、肩こりや首痛、首由来のしびれの原因にもなります。
ですから姿勢の改善が第一条件となります。勿論、骨盤の歪みがより上部への姿勢不良の原因ともなります。
この方の場合も慢性的な腰痛があることから骨盤の歪みが強く、特徴的な姿勢をとっていました。
前屈をするとより顕著となります。
このような場合は右肩甲骨のみのアプローチだけでは効果が持続しづらく、骨盤から優先的にアプローチしました。
今後は右肩甲骨の筋力強化も必要と思われます。