腰痛の原因とは？

前回は腰痛のメカニズムについて解説しました。マニアックでしたが、腰椎に対しての力学的ストレスを多少イメージしていただけたら幸いです。

今回は腰痛の原因についてお話したいと思います。そもそも痛みの原因は一人一人違いますので、一般的な腰痛の原因因子について言及します。

結論から言うと腰痛の原因因子は腰椎と隣り合う関節である胸椎と股関節(仙腸関節を介して)の機能不全です。機能不全とは可動域低下や筋力低下を意味します。

胸椎と股関節の動きは3次元であり、そのいずれかの可動域低下があれば、腰椎で代償することになります。

また筋力低下も同様です。座っていれば腰椎は胸椎と、立っていれば腰椎は股関節と連動して動きますので、いずれの筋力低下は腰椎に負担をかけることになります。

腰痛の原因因子として、一般的に先行して評価するのは胸椎と股関節です。上記の理由から3次元で原因追求する必要があります。

例えば、水平方向(捻り)に問題があるのに上下方向へのアプローチをしても腰痛は改善しません。

腰痛でお悩みの方はご相談ください。

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