正しい腹筋エクササイズ
前回は正しいボディメイクについて解説しました。ボディメイクの第1条件は「良い姿勢を獲得する」が重要と述べました。
今回は「良い姿勢を獲得する」ための正しい腹筋エクササイズについてお話したいと思います。
いわゆる腹筋エクササイズは身体を起こすような方法を想像する方は多いでしょう。腹筋は骨盤から肋骨についてますので、筋肉を使う(収縮)という意味では理にかなっています。
私も基礎筋力を鍛えるためや筋力チェックをするためにこの方法を選択する場合もあります。
しかしながら身体を起こす角度の約30°以上からは太ももの筋肉を使用しています。足が浮き上がってしまう場合や反動をつけて起き上がる場合も太ももの筋肉を使ってます。以前お話した足が太くなる方の特徴と言ってもいいでしょう。
またこの方法はしばしば腰を痛める方が多いように思えます。その場合はもっと簡単なエクササイズから始める必要があります。
「良い姿勢を獲得する」ための腹筋は伸びた状態で働かなければなりません。よって上記の方法とは逆の動きとなります。
一例を挙げてみましょう。良い姿勢を獲得するには背筋の伸ばした状態かつ腰が浮き上がらないように腹筋を活動させなければなりません。
これが上手くできない方は片腕の重さ(体重の約5%)、片足の重さ(体重の約20%)を体幹で支えられないということです。このような場合も、もう少し簡単なエクササイズを選択する必要があります。
人間は歩くにしても腕を振って、足を前に振り出しています。立った状態で自分の片腕と片足の重さをコントロールできなければ、姿勢がどんどん悪くなることは容易に想像がつくかと思います。
ジムでのトレーニングで痛めてしまった、自分に合うエクササイズやトレーニングが知りたい、という方はご相談ください。
エクササイズコース 40分 ¥6000+tax