お知らせ/トピックス

2017.08.02エクササイズブログ膝の痛み

膝痛改善で大腿四頭筋エクササイズは間違え?

一般的に膝痛の方または膝痛を予防するために、大腿四頭筋エクササイズは多く実施されています。

教科書にも当たり前の記載されています。医師の認知度も高く、エビデンスが高いのも現実です。

しかしながら臨床を10年以上も経験していると、このエクササイズは効率的なのか?もっと即時効果があるエクササイズはないのか?と模索する時期がありました。

また大腿四頭筋は機能解剖学的にも姿勢保持の観点からも非常に負担のかかりやすい筋肉の1つです。

成長痛で有名なオスグッドシュラッター病、ランニングで多いジャンパー膝なども大腿四頭筋(大腿直筋)の過剰収縮(負担増大)が原因と言われています。

負担がかかっているのにさらに強化が必要なのか?と疑問に感じていました。

大腿四頭筋は4つの筋肉から成り立ち、 それぞれ機能が違います。

さらに膝関節は「曲げる伸ばす」の関節運動だけではなく、あと2つの関節運動も有してます。1つはO脚などでイメージがつきやすいかと思いますが、内反・外反という動きです。

もう1つはあまり知られてはいませんが、内旋・外旋という回旋(捻れ)の動きです。よく間違われるのが股関節の内旋・外旋と混同されますが、膝関節のみの回旋(捻れ)の動きです。

経験上、膝痛のほとんどがこの回旋(特に外旋)が原因と考えています。

よって大腿四頭筋エクササイズの曲げ伸ばしの運動では非効率的であり、即時効果が得られないと結論づけました。

次回は私が考える膝痛改善方法を紹介したいと思います。

 

痛み改善コース  40分  ¥6000+tax

instagram

お問い合わせ/web予約

お体のご相談やご予約はお気軽にどうぞ。

03-5731-8117お問い合わせ/web予約