首痛の治し方④

前回はチェックポイントを紹介しました。
今回はいよいよアプローチです。
チェックポイント①胸椎の柔軟性②腹筋が上手くできない方は始めから、できた方は肩甲骨の筋トレから進んで下さい。
ではやっていきましょう。(YouTubeでも公開しています)

1.背中〜腕のストレッチ


ポジションをかえて10秒キープします。
真っ直ぐでは背中、斜めでは腕後面が伸びればOKです。
2.胸ストレッチ

壁に腕を固定して身体を捻ります。
胸〜腕が伸びればOK、10秒キープします。
3.腹筋トレーニング①

両手を上げて膝を出来るだけ深く曲げてキープします。


始めは両手を床につけてもOK、難しければ膝を抱えてもOKです。
4.腹筋トレーニング②

膝を斜め(肩方向)に曲げてキープ、左右行います。
5.腹筋トレーニング③


足をゆっくり回転させます。
曲げるときは出来るだけ深く、左右行います。
6.肩甲骨トレーニング①

横向きで寝て、斜め下方に胸を開きます。
腹筋を意識して肩甲骨にも効けばOK、左右行います。
7.肩甲骨トレーニング②

先程の状態から床を滑らすように、横からバンザイをします。
肘は出来るだけ伸ばして、肩甲骨に効けばOK、左右行います。
8.肩甲骨トレーニング③

腕を外側に捻りながら、胸を開きます。
腹筋と肩甲骨に効けばOKです。
9.肩甲骨トレーニング④

片手で腕を外側に捻りながら、胸を開きます。
より腹筋と肩甲骨に効けばOK、左右行います。
10.肩甲骨トレーニング⑤

先程の状態で横からバンザイをします。
肘は出来るだけ伸ばしましょう、左右行います。
11.肩甲骨トレーニング⑥

四つ這いでつま先は浮かせています。
斜め下方に胸を開きます、腹筋と肩甲骨を意識、左右行います。
12.肩甲骨トレーニング⑦


先程の状態から腕を後方に回します。
斜め下方でキープ、腕だけで回さずに肩甲骨や胴体全体を動かしましょう。
支持側の腹筋にも効けばOK、左右行います。
13.肩甲骨と腹筋同時収縮①

座位で頭を抱えます、背筋を伸ばした状態から後方に体重移動します。
腹筋がプルプルするポジションまで頑張りましょう。
14.肩甲骨と腹筋同時収縮②

両腕を外側に捻り、胸を開いて背筋を伸ばします。
その状態から後方に体重移動、肩甲骨と腹筋が同時に働けばOKです。
15.肩甲骨と腹筋同時収縮③

バンザイした状態から、後方に体重移動します。
肩甲骨と腹筋が同時に働けばOK、バランスがとれるギリギリまで倒しましょう!
before→after


姿勢が良くなり、背骨が連動して動くことで、首の可動域、肩の可動域が拡大しました。


いかがだったでしょうか?
首痛の原因は「背骨の機能不全」です。
胸椎の柔軟性を高めつつ、腹筋や肩甲骨のトレーニングすると一時的ではありますが、効果が期待できます。
効果を持続させるには1クール(3ヶ月)程度、継続する必要があります。
首痛でお悩みの方、ご来店お待ちしております。
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