その体幹トレーニングは大丈夫?
前回は正しいエクササイズについて、腹筋エクササイズを例に解説しました。
今回は体幹トレーニングの目的とエクササイズの難易度についてお話したいと思います。いくら難易度を上げても正しくエクササイズできていないと、効率的でない上に怪我をしてしまうリスクもあります。
今流行りの体幹トレーニングもその1つです。体幹トレーニングの目的は体幹を強化するだけではなく、手足の重さ+負荷や動作を体幹で安定させるです。
体幹トレーニングは姿勢によって難易度が変化します。安定している姿勢→不安定な姿勢で難しくなります。
ですから、あお向け→立位→四つ這いのような姿勢で難易度は高くなります。
ここで難易度別に正しくできているか、見てみましょう。
①あお向けで背中が固定されている条件なので、難易度は比較的低いです。手足を動かした時に腰が浮き上がってしまう場合は正しくできていません。少しわかりづらいですが、これは正しくできていると思います。
②立位で体幹が固定されていないので、難易度は比較的高いです。片足の重さに対して体幹が不安定(身体が仰け反っている)のため、正しくできていません。
③よく知られた体幹トレーニングですが、体幹が固定されてない+重力に抗するため難易度は高いです。
一見すると上手くできているように見えますが、腰の隙間をもう少し狭くする(腹筋を収縮させる)のと、もう少し顎を引く必要があるため、正しくできていません。
このように正しくエクササイズするには難易度の設定とフィードバックが大切となります。
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