施術後の「楽になった」は危険?
前回は骨盤矯正ついて、理想となぜ骨盤が歪むのか?を解説しました。そもそもなぜ前後左右のバランスが崩れるのか?をご理解いただけたかと思います。
今回は施術後によく聞かれる感想についてお話したいと思います。
楽になった、軽くなった、視界が開けた、その時は良いけどまた戻ってしまう、など仰る方は多いかと思います。
肩凝りや慢性的な腰痛に対して、患部をマッサージやリラクセーション、ストレッチされることは非常に気持ちが良いことです。
ただそれだけでは改善しません。→なぜ肩凝りはマッサージしても治らないのか?
肩凝りや腰痛で疲労する筋肉は前後左右のバランスを保つために強張っています。自分の使いやすい筋肉で身体を支えているため、マッサージ後に一時的に楽になっても、また同じ筋肉が疲労します。
むしろ楽になった状態は身体を支えている筋肉を緩まっている状態ですので、支えが効かない状態とも言えます。
マッサージの2〜3日後に他の場所が痛くなった経験はないでしょうか?
それは支えが効かない状態で他の筋肉で身体を支えていた証拠です。それが本来機能しなくてはならない筋肉であれば、問題ないのですが。
その本来機能しなくてはならない筋肉は自分では無意識に使うことはできません。
人間は無意識に自分の使いやすい筋肉を使うようにプログラミングされているからです。
ですから身体を変えるには先ずは「気付き」が重要と考えています。
自分の身体を変えたいと思っている方、ご相談ください。
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