姿勢由来の膝痛改善方法とは?
前回、膝痛改善のために大腿四頭筋エクササイズは有効か?について解説しました。
膝痛の原因は多々ありますが、今回は姿勢由来に絞ってお話したいと思います。
経験上、姿勢由来の膝痛に対して、大腿四頭筋エクササイズは効果的ではないと考えています。
様々な不良姿勢パターンがありますが、結果的に大腿四頭筋に依存したバランスの取り方が原因で膝痛が発症すると考えているからです。
したがって成長痛やジャンパー膝などは不良姿勢が原因と言えるでしょう。
大腿四頭筋(大腿直筋)が過剰に働くと骨盤前傾するか、上半身が前方に変位します。姿勢由来で膝痛を発症する方はその姿勢が癖になっている、またはバランスを取りやすい姿勢だと言えます。
それらを改善するためには、負担がかかっている大腿四頭筋に対してはマッサージやストレッチなどで柔軟性獲得が必要となります。
その後に機能不全の筋肉を強化しなければなりません。骨盤前傾や上半身前方変位に対して、拮抗する筋肉が3種類あります。
それが腹筋、大殿筋(おしり)、ハムストリングス(太もも後面)です。上記のような姿勢をとっている方は3種類のいずれかが機能不全に陥ってることが殆どです。
ですから姿勢由来での膝痛改善方法は腹筋、大殿筋、ハムストリングスのいずれかの筋力強化だと考えています。
痛み改善コース 40分 ¥6000+tax