結果(患部)へのアプローチが必要なケースとは?
前回は首の痛みと姿勢の関連性について解説しました。
今回は結果(患部)へのアプローチをするタイミングを例を挙げて解説したいと思います。
当院では基本的に原因についてアプローチすることをコンセプトにしています。
患部へのアプローチは対症療法であり、改善にまで至らないと経験したからです。改善するには結果より原因、いわゆるプロセスが非常に重要と考えています。
しかしながら、症状が慢性化している場合は原因+経験の両方にアプローチしなければならないケースもあります。
施術前は骨盤と肩(上半身)は左へ傾き、首を右方向へ力を入れてバランスをとっています。(前回のブログ参照)
施術の後(骨盤と左下肢へアプローチ)は上半身の左へのスライドはあるものの、傾きは改善。逆にバランスをとっていた首は右に傾いています。
これが首でバランスをとっていた証拠であり、慢性化しているケースです。人間の身体は適応能力に優れているため、慢性化すればするほど改善が難しくなります。
このケースの場合は原因+結果に対してアプローチする必要がある可能性があります。
ですから、結果(患部)にアプローチするタイミングとしては原因へアプローチしてから検討することになります。
慢性化した首の痛みや肩こりでお悩みの方、姿勢改善に興味がある方はご相談ください。
痛み改善コース 40分 ¥6000+tax