具体的な腰への負担とは?(左右方向編)
前回は重力に抗する上下方向の腰への負担について解説しました。反り腰や猫背などの不良姿勢が、なぜ腰に負担がかかるか?イメージがついたかと思います。
今回は左右方向への腰への負担について具体的にお話したいと思います。
腰椎から出る神経は神経根と言い、ヒゲのように枝分かれしています。調度1つ1つの関節の隙間から枝分かれしてます。
背骨は身体を左右に倒すと、倒した側の関節を狭まり、反対側は関節が広くなります。ですから左右のバランスの悪さは神経根を圧迫させるリスクがあると言うことです。
本来であれば、多少の歪みがあっても筋力でカバーできていれば症状は出ません(重力+体重<筋力)。
しかしながら全身的な筋力低下や筋力バランスが悪くなってしまう(重力+体重>筋力)と、負担が筋肉から関節、さらには神経へまで影響をきたしてしまいます。
神経痛の多くは片側だけ出現することが多いです。それは左右のバランスが崩れている証拠と言えます。
両方とも神経痛がある場合は、初めの片側の症状をかばって反対側の神経痛を引き起こすケースをよく経験します。この場合は症状改善まで片側のみの症状より、多くの時間を要します。
神経痛でも上下方向の負担か、左右方向への負担か、また混合しているのかで、優先順位や施術内容も変わってきます。
神経痛でお悩みの方は早い段階でのアプローチをお薦めします。
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