ランニング腸脛靭帯炎の治し方③

前回は腸脛靭帯炎のメカニズムをお話しました。
今回はいよいよ腸脛靭帯炎のアプローチです。
それでは早速見てみましょう、まずはチェックポイントです。
片足でのバランスの左右差をチェックします。
次はスクワットやジャンプでの痛みの有無、またどのようにバランスを取っているか、確認します。
①片足バランス


②片足スクワット


③片足ジャンプ




次はアプローチになります。
腸脛靭帯炎は両側になることはほとんどなく、片側のみ発症します。
そのため筋力の左右差を改善させることが、基本方針となります。
また過去の怪我からの影響が大きいので、アプローチの優先順位が重要です。
例えば、足首捻挫やふくらはぎ肉離れを経験していれば、ふくらはぎトレーニングを優先して行います。
また膝関節痛を経験していればハムストリングストレーニングを優先します。
特になければお尻トレーニングを優先して行ってください。
お尻トレーニング①


お尻トレーニング②


ハムストリングストレーニング①


ハムストリングストレーニング②


ふくらはぎトレーニング


これらのトレーニングを実際にやってみて効果が出なければ、他に原因があると考えられます。
ランニング腸脛靭帯炎でお悩みの方、ご相談ください。
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