実際にあった質問#2【首の痛み】

Q.首が痛くて、マッサージをしてもらいましたが、悪くなってしまいました。なぜでしょうか?
これも良く聞く質問の一つです。これを説明するには「痛みの種類」と「組織の回復過程」を理解する必要があります。
まず痛みの種類は大きく分けて急性期と慢性期があります。
急性期とは症状が出現して間もない時期、組織によって変化はありますが、概ね数日から数週間の時期を指します。
一方、慢性期とは3ヶ月以上痛みが続く状態、痛みの原因となった怪我がなくなった後も痛みが続く状態を指します。
一番重要なことは炎症があるのか、炎症がないのかの違いです。
炎症の兆候とは痛み、腫れ、発赤(患部が赤くなる)、熱感(患部に熱を持つ)です。
例を挙げてみます、足首を捻って捻挫をしてしまいました。怪我をしてから、どんどん足が腫れて、痛みと発赤、熱感があります。数日後には内出血のアザが出てきました。これが炎症がある急性期です。
それから3ヶ月が経過し、普通に歩けるようになりましたが、怪我をした足首ではなく、ふくらはぎが痛くなってきました。これが炎症がない慢性期となります。
急性期では炎症を抑えることが第一優先となりますので、氷で冷やしたり、安静にしたり(松葉杖を使用するなど)することが重要です。
慢性期には炎症がない状態なので、患部にマッサージしたりストレッチするのは問題ないかと思います。
よって痛みの種類や組織の回復過程を理解しないと、かえって痛みが悪化するケースがよくあります。
また首や腰などの背骨は足首のように目に見えて炎症しているか、分かりづらいので、適切な時期に適切なアプローチをしなければなりません。
質問者の場合は恐らく急性期に患部のマッサージをした可能性が高いです。
足首を捻挫して腫れているに患部にマッサージをしたら悪化しそうですよね。
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