膝痛の原因因子とは?
前回は姿勢由来の膝痛について解説しました。今回は多々ある膝痛の原因因子についてお話したいと思います。
以前に解説した通り膝関節には3方向の動きがあります。→膝痛改善で大腿四頭筋エクササイズは間違え?
経験上、膝痛で最も多いメカニカルストレスは回旋、特に外旋(外側への捻れ)です。膝痛の原因が多々あるということは外旋ストレスする原因が膝関節以外にも多様ということです。
例えば、足首の捻れに対して運動連鎖的に膝関節は外旋します。また股関節の内側への捻れに対して膝関節は外旋します。
さらには骨盤の位置、上半身の位置、肩の高さ、などによって股関節の位置が決まりますので、姿勢の左右差でも外旋する可能性は十分あります。
もちろん膝関節単体で外旋する原因もあります。膝関節靭帯損傷や半月板損傷などです。損傷の後遺症として膝関節の捻れが強く残っている方が非常に多いです。
私の考える膝痛の原因因子を紹介したいと思います。1つでも当てはまる方は膝痛になる可能性があるということです。
膝関節靭帯・半月板損傷、足首の捻挫、ふくらはぎ・太もも肉離れ、腰痛、五十肩、野球肘・テニス肘などです。
一見、上半身は関係ないと思われている方も多いですが、過去の怪我の後遺症によって、現在膝痛を発症しているパターンはよく目にします。
その場合は上半身への施術を優先することによって膝痛が改善することが多いです。
膝痛でお悩みの方はご相談下さい。
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