肩こりの原因となる筋肉①
今回はお客様の中で最も多い訴え、肩こりについてお話したいと思います。
肩こりになる原因は姿勢の悪さ、猫背、運動不足、長時間のデスクワークなど、よく認知されているかと思います。
自分でも硬くなっている筋肉は自覚しやすく、ここをマッサージすれば良くなるポイントをよくご理解されている方は非常に多いです。
僧帽筋は肩こり筋の中で1番ポピュラーな筋肉の1つですが、今回紹介したい筋肉は肩甲挙筋です。
肩甲挙筋は僧帽筋より深層で、首から肩甲骨を繋いでいます。肩甲骨を持ち上げる作用と肩甲骨を背骨側に引き寄せる作用があります。
肩甲挙筋が硬くなる原因としては、ストレートネックと猫背が挙げられます。
肩甲挙筋は首と肩甲骨を繋いでますので、頭部が前方へ行けば行くほど、肩甲挙筋は緊張して頭部の前方移動を制御しています。
また肩甲骨を背骨側に引き寄せる作用がありますので、猫背のように肩甲骨が外側に行けば行くほど、緊張してそれを制御し続けます。
したがって肩こりはスポーツなどで疲労する筋肉とは異なり、姿勢が崩れるのを制御している筋肉となります。
ですから、この筋肉を緩め過ぎてしまうとかえって姿勢が悪くなってしまいますので、お気をつけください。
肩こりでお悩みの方はご相談ください。
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