具体的な腰への負担とは?(上下方向編)
前回は腰痛の種類について解説しました。大きく分けて神経由来、関節由来、筋肉由来の3種類あると認識いただけたかと思います。
今回は上下方向における腰への負担についてお話したいと思います。
腰の関節である腰椎は生理的に前弯しています。さらに下の仙骨と連結しています。仙骨は腸骨(骨盤)と連結し、仙腸関節となります。
腰椎の生理的前弯は重力に対して、最も負担がかからないように計算されています。
よって背筋が優位になる反り腰や、猫背などの不良姿勢は重力(下方向)の負担を腰椎に集中させていると考えられます。
その状態が慢性化し筋肉での支えが限界を超えてしまうと、関節や骨に影響をきたします。
椎間板が圧迫されるヘルニア、骨にヒビが入る腰椎分離症、関節がズレる腰椎辷り症、酷いと神経まで損傷してしまいます。
腰痛でお悩み方はお早めにご相談ください。
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