坐骨神経痛(屈曲型腰痛)の治し方③

前回は坐骨神経痛の鑑別方法についてお話しました。
今回はいよいよアプローチになります。
まずは腰椎椎間板ヘルニアを代表とする腰を曲げた時に痛い腰痛(屈曲型腰痛)に対してです。
始めに体幹前屈の動きを運動学的に解説します。


ポイントは2つ、1つ目は骨盤前傾です。
体幹前屈する際には必ず骨盤前傾が伴います。

屈曲型腰痛の型は骨盤前傾が乏しく、このように体幹前屈をします。


これでは腰をより曲げなくてはならず、痛みが出現してしまいます。
2つ目は上半身の重さを下半身の筋力で相殺させるです。
体幹前屈の動きは上半身を身体の後面の筋肉(腰、お尻、太もも後面、ふくらはぎ)を使ってバランスを取っています。

したがってこれで腰痛が出現するということは腰の筋肉で支え過ぎている、言い換えればお尻や太もも後面、ふくらはぎの筋肉が上手く機能していないとも言えます。
では実際にここからトレーニングを紹介します。
骨盤前傾トレーニング①


骨盤前傾トレーニング②


骨盤前傾トレーニング③


骨盤前傾トレーニング④


骨盤前傾トレーニング⑤


お尻トレーニング①


お尻トレーニング②


太ももトレーニング①


太ももトレーニング②


ふくらはぎトレーニング


これらのトレーニングを実際にやってみて効果が出なければ、他に原因があると考えられます。
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