坐骨神経痛で手術が必要と言われた方へ
前回は坐骨神経痛の病態について解説しました。坐骨神経痛と言うのは総称であり、原因は大きく分けて3種類あると認識していただけたかと思います。
今回は坐骨神経痛の診断と臨床所見についてお話したいと思います。
痛みの多くはレントゲンなどの画像診断を用いられます。神経痛に対しては確定診断をするためにMRIが使用されます。
坐骨神経痛の場合は、腰のMRI所見で治療方針が決定されることが一般的です。例えば、椎間板ヘルニアだからリハビリをしましょう、重度の脊柱管狭窄症だから手術が必要かもしれません、といった形です。
ここで注意していただきたいのが、画像所見=臨床所見ではないということです。
椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症の画像診断の場合でも、お尻の硬さによる坐骨神経痛の可能性もあるということです。
経験上、坐骨神経痛は腰からの影響よりお尻の硬さによる影響の方が多いように感じます。また両者が混在しているケースもよく見られます。
この場合は原因を明確にしてアプローチしなければ改善しません。
坐骨神経痛でお悩み方はご相談ください。
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