坐骨神経痛(伸展型腰痛)の治し方④

前回は屈曲型腰痛に対するアプローチをお話しました。
今回は脊柱管狭窄症を代表とする腰を反った時に痛い腰痛(伸展型腰痛)に対して解説したいと思います。
まずは体幹後屈の動きを見てみましょう。

体幹後屈は骨盤から胸椎の反りが重要となります。
この動きで腰痛が出るということは、胸椎または骨盤の反りの可動域制限がある可能性があります。
胸椎または骨盤の可動域制限を代償するように、骨盤を前方に偏位させて腰を過度に反っていることが予想されます。

また腰の反りに対して、拮抗するだけ腹筋の筋力低下も予想されます。
したがって、基本的な治療方針は腹筋の強化と胸椎や骨盤の可動域拡大となります。
それでは実際にやってみましょう。
体幹後屈で痛みが出るかチェックして下さい。
また背骨の可動域としては反った際に後方の景色が見えれば正常と言えます。
今度は胸椎の可動域をチェックしましょう。


横を向いて胸を開きます、肘が床につけば正常です。
次は骨盤と股関節の可動域をチェックします。

片膝立ちで膝を曲げて、固定できれば正常です。

膝を畳んで両肘が床につけば正常です。
次は腹筋トレーニングを紹介します。
腹筋トレーニング①


腹筋トレーニング②


腹筋トレーニング③


腹筋トレーニング④


腹筋トレーニング⑤


腹筋トレーニング⑥


これらのトレーニングを実際にやってみて効果が出なければ、他に原因があると考えられます。
伸展型腰痛でお悩みの方、ご相談ください。
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