肩こりを下半身からアプローチする理由②
前回の続きとなります。
肩こりをなぜ下半身からアプローチするのか?
今回は姿勢を安定させているメカニズムを解説したいと思います。
肩こりは頭部の位置が重要となります。
頭部をいかに上半身および下半身の中心に安定させることで肩こりは予防できると考えています。
この方の場合は上半身の中心に頭部は安定していますが、上半身と下半身のバランスが不十分と言えます。
下半身が前方へ偏位していることで、上半身も前方へ偏位することが予想されます。
しかしながら、それでは重心が前方へ過剰に偏位するため前方に倒れてしまいます。
そこで人間は無意識にバランスをとる能力を持っています。
下半身が前方に偏位しているのを上半身を後方へ偏位させることで、姿勢を無意識に安定させています。
このように場合、下半身へのアプローチが第1優先と考えています。
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