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2018.01.21ブログランニング

ランニングで肩の力を抜く方法

前回は正しいランニングフォーム①について解説しました。

①背筋を伸ばす、猫背にならない
②肩の力を抜く、出来るだけリラックスする
③顎を引く、顎が上がらないように
④肘を曲げる、しっかり後方に引く
⑤着地の仕方(踵 or 足裏全体)
⑥足の向き、真っ直ぐ着地する

今回は②肩の力を抜く、出来るだけリラックスする、についてお話したいと思います。

ランニング中に肩に力が入ってしまう要因は2つあります。1つは腕の重さに対して肩甲骨と体幹機能の低下、2つ目は呼吸機能の低下です。

片腕の重さは体重の約5〜6%と言われています。体重60kgの人で片腕3kg、両腕で6kgもあります。

腕は肩甲骨と連結しますので、肩甲骨の筋力が非常に重要となります。

肩甲骨は体幹とも連結しますので、ランニングで腕を振る動きに対して、肩甲骨と体幹の安定が必須となります。

肩甲骨と体幹の筋力が不足すると腕の筋肉を使用し腕を支えるてしまうので、結果的に肩に力が入ってしまいます。

2つ目の呼吸機能低下は、ランニング量とともに呼吸が辛くなると、2次的に呼吸補助する筋肉を緊張させます。

主に肩こりで硬くなるような筋肉です。これらの筋肉が緊張することによって、姿勢が崩れますので、肩甲骨の安定性が低下します。そのため、腕の筋肉が腕を支えなければなりません。

ですから、安易に肩の力を抜いて、リラックスしてと指示しても、上記の要因が解決できないと難しいです。

ランニングフォームでお悩みの方、ご興味のある方はご相談ください。

 

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